白樺便り

長野市富竹で開業している行政書士のブログです。日々の出来事、気になったことなどを書き記しています。
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行政書士の英訳
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    行政書士のことを英語で「Certified Administrative Procedures Legal Specialists」という。
    日本法令外国語訳データシステムに行政書士法を登載するときに決まった。
    直訳すれば、『公認の行政手続に関する法律の専門家』といったところか。

    *参考
    http://www.japaneselawtranslation.go.jp/law/detail/?ft=1&re=01&dn=1&x=19&y=14&co=01&ia=03&ky=%E8%A1%8C%E6%94%BF%E6%9B%B8%E5%A3%AB&page=2

    しかし、行政書士は行政に対して許認可を申請するだけが仕事ではない。
    権利や義務に関する法的な文書の作成や事実の証明なども仕事である。
    上記英訳ではこれらの仕事を連想させられない。

    英語圏の人に上記英訳を言ったら間違えているのではないか、と指摘された。
    不自然な英語だ、正しくは「Notary public」ではないか、とも。
    また「CAP(
    Certified Administrative Professional、アメリカ上級秘書資格)」を連想させるようだ。

    「Notary public」は公証人のイメージしかなかったが、
    辞書によっては行政書士の訳としているものもあるようだ。

    法務省が上記英訳を定める前には、行政書士会では「Gyoseishoshi Lawyer」を使っていた。
    しかし、これではそもそも「Gyoseishoshi」とは何かが英語圏の人にはわからない。
    「Administrative Scrivener」、「Solicitor」、「Administrative Lawyer」、「Immigration Lawyer」…。

    いろいろあったが、どれも行政書士の英訳として不採用となり上記の長ったらしいものになった。

    日本にLawyerという職業が導入される際に、代言人と代書人という分け方がなされ、
    代書人が司法代書人と一般代書人に分けられたという経緯がある。
    このように日本独自の進化を遂げてきたため、ぴったりとはまる英訳がない。

    やむを得ず長ったらしい英訳となるわけだが、
    どうせ長いなら法的文書作成専門家、事実証明専門家などの英訳も足したらどうか。

     
    行政書士業務 | 16:54 | comments(0) | trackbacks(0) | - | - |









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